採用したい人物像を具体的に

今日は以前書いた記事で述べた、採用人材要件定義の重要性と定義をする際のポイントについて述べていきます。この採用人材要件定義は会社説明会にも大きな影響を及ぼしますので、企業の大小に関わらず、新卒採用を行う企業の方には是非ご覧頂いて“採用人材要件定義”を実施して頂きたいと思います。

採用人材要件定義

採用人材要件定義というのは、採用したい人物像を定義する(具体的にイメージ)し確定させることを指します。よく似たマーケティングの手法だと、ペルソナが該当します。ペルソナを作り上げることをイメージしてもらえるとわかりやすいかと思います。

営業活動においても購入ユーザー像を予め具体化し、そのユーザーに応じた広報活動や打ち出しを行うことが必要とされます。採用活動においても同様に自社にとって、どのような人材が必要で、その人材は何を求めて会社を選ぶのか、その人材に提供できる職場環境や強みは何かを明確にしておく必要があります。

ココを突き詰めていくと、会社説明会に参加した一部の人材にはインパクトを与えることができ、その他大勢の人材は「自分には合わないかも」と感じるようになります。

採用担当者の多くは、より多くの母集団の中から人材を見極めしたい。という気持ちがあるため、このその他大勢を切り捨てる覚悟で行うことを嫌います。しかし、逆にどのタイプの人材にも嫌われない説明会というのは、誰が見てもそこそこ好印象を持つ、言い換えれば誰からもNo.1には選んでもらえない。ということです。

この売手市場の現代において、学生は「自分にはこの会社しかない」と思えない会社には入社しない上に、新卒の3年後の退職率は中小企業では40%となっております。折角育てた人材がミスマッチで退職するぐらいであれば、本当にマッチした人材しか採用しない。というスタイルで攻めるべきなのです。

説明会内容の精査

次に行うべきことは、上記で作成した【採用人材要件定義】に基づいて会社説明会の内容を組み立てることです。向上心・気概を持った人材が営業で欲しいのであれば、自社に入るとどのような営業スタイルで、そのスタイルから身につく営業能力が、キャリアを重ねていくとどう生きてくるのか、将来の昇格条件や実績などなど。

【向上心・気概を持った人材】が聞いてワクワクするような内容で組み立てていきましょう。正直、ホームページやパンフレットや求人票で分かるような内容はPRする必要がありません。いわゆる、会社の創業がいつで、沿革はどうで、などという内容は省いて良いです。