先日、九州工業大学の中尾 基教授と福岡市主催の認知症ライフサポートワーカー養成研修をご一緒させて頂きました。全20名の選抜された方々は1年間の福岡市が主催する研修に参加されるのですが、その第一回目を担当させて頂きました。
中尾先生には、毎回企業様の研修などでもお世話になっておりまして、レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドを活用した研修を行って頂きました。
通常の会議では、20%の声の大きい人、よくおしゃべりする人が80%の時間を占めていたり、参加者全員が平等に意見を主張することが難しかったります。
それがレゴブロックを通すことで、自分の頭の中にある考えや、心の中にある想いを表現することが出来ます。また、時間も平等に与えられ、自分が作成したレゴブロックを説明することで情報を引き出し、実りある情報共有を行うことが可能です。
例外なく、今回も参加者の方々の頭の中、心の中の考えや想いを拝聴することができて、「皆さんが自分自身の使命だったり、認知症の方々の力になりたい」という想いをたくさん知ることが出来ました。
その時に感じたのですが、「人は仕事に選ばれているのではないか」ということです。色々な職業があるなか、今の仕事に縁があって就いているのは、それが自分にしか出来ない仕事で、自分に出来る仕事だからこそ、その仕事に就いている。天命の様な気がします。
誰にでも出来る仕事じゃない。その仕事の大変な部分を誰でも耐えることは出来ない。そんな中、自分が就いているこの仕事は天から与えられた仕事であるからなのではないか。ということです。
「あなたなら出来る」と選ばれている気がします。
今就いている仕事は使命なんですね。今行っている仕事が、自分が生まれて来た理由の一つであり、必要とされているということなのかも。(こんなことばっかり言うから、宗教家っぽいとか言われる。笑)
僕の好きな絵本(映画内の)で、月とマーニという絵本があって、その中の言葉で
大切なのは、君が照らされていて、照らしている。ということなんだよ。
という言葉があります。
なんかこの言葉の意味が深くなった気がします。